会社を辞めた理由

僕は昨年の11月末で勤めていた会社を辞めました。なぜ辞めたかと言うと、これと言って特に理由が無いのが正直なところです。よく言う

・嫌な上司が居た

・人間関係がぎくしゃくしていた

・残業ばかりなのに給料が安い

というような事は全く無く、仕事にも会社にも不満はありませんでした。それでも辞めてしまいました。(ちなみに収入も同年代の平均以上はもらっていました。)

ある日ふと

「そろそろ仕事辞めてみようかな。」

なんて考えだしたら1ヵ月後ぐらいには上司に意思を伝えていました。

 

現時点で無職期間が約3ヵ月経過しました。この3ヵ月間は今までの人生で一番ゆったりとした時間を過ごしています。これまでも何度か転職をしているので、同じような無職の期間は初体験ではありませんが、今までは転職活動をしていたり、「早く仕事を見つけないと。」と毎日焦って精神的にもまるで余裕の無い生活でした。仕事をしていないという状態がとても悪い事のように思えて後ろめたい気持ちで一杯でした。

けれど、今回は転職活動は今のところしていないし、働いていない今の状況が悪いとも後ろめたいとも感じていません。だからと言ってこの先の生活がどうにかなるという根拠や自信があるという訳でもないです。むしろ先の事を考えれば不安要素しかないのですが、その不安要素もとても小さなもので1日の時間の中で忘れている事が殆どです。

もともと会社を辞める時、半年から1年くらいは何もしなくてもいいや。と考えていたのである意味予定通りの生活を送っています。

 

僕は、仕事や会社を選ぶのって恋人や結婚相手を選ぶのにとても似ていると思っています。例えば複数の会社から内定をもらっていて、どの会社にしようかと考えている時の心情は異性から告白されてお付き合いをしようかどうしようか考えている時の気持ちだったり、プロポーズされて返事を考えている時の気持ちにとてもよく似ていると思います。他にも職場の環境や同僚、先輩が自分にとってどのような存在になるかを考えると、お付き合いする相手の家族や親族に似ている気もします。年齢を重ねると再就職が難しくなるのは、同じように年齢を重ねると新しいパートナーを探すのが困難になる状況にもよく似ています。

同じ例えで表現するならば、仕事を辞めるのは恋人との別れや離婚になるのかなと思います。別に浮気をされた訳でもない、ひどい暴力や暴言があった訳でもない、決して嫌いになった訳でもない、それでもお付き合いを終わりにしたという経験がある方きっと居ますよね。今回の僕の退職はこれに近いのかなぁという気がしています。

 

こんな感じで本当にふとした思いつき程度の理由で僕は無職になりました。いい歳してこんなしょうもない理由で無職になる人間も居ます。

はじめに

ご訪問ありがとうございます。

このブログでは40歳手前にして何の考えも計画も無しに、思いつきで仕事を辞めて無職になった中年のとあるおっさんがどうなるのか、どんな末路に行きつくのかをなるべく赤裸々に書いていきたいと思います。

 

無計画に仕事を辞めた。という点から容易に想像つくかと思いますが、自分自身がどのような人間か顧みると所謂「ダメ人間」の部類になると思っています。

なので、今のところさほど危機感も無く、呑気にのんびり毎日を生きています。

 

今更この種のブログは決して珍しくは無いと思いますが、僕と同じような年齢で本当に無計画に無職になる人間は多くはないと思います。僕のような人間のダメっぷりを見て、僕よりも若い20代や30代で職を失って落胆しているような方や、同世代で同じような境遇の方に、少しでも安堵感を持ってもらえれば幸いかなと思ってこのブログを始めました。

なるべく読む人を不快にさせないような記事を作っていきたいと考えていますが、僕とは異なり自らの意に反して職を失ってしまった方には、不愉快に感じられる部分も出てしまうかもしれません。そういう場合は愚か者の戯言と思ってスルーしてやってください。